群衆が 大きな声に流されて動き出しそうな時に、 思考停止にならない想像力をもつことができたら。 絶対に譲ることができない大切なものを抱え続けるには、 呪いのように美しい夢を見続けることが必要なのかもしれません。 スティーヴン・ミルハウザーの物語を読むことを、翻訳者の柴田元幸さんは“過剰な想像力を抱え込むことの甘美な呪い”と表現されました。 ミルハウザーの名作短篇「夜の姉妹団」「月の光」、最新翻訳長編「ある夢想者の肖像」、そしてミルハウザーの未訳作品を、翻訳者である柴田元幸さんの朗読と、表現(Hyogen)の音楽と、狩野岳朗のライブペインテンィングのセッションによって、吸血鬼のキスのように、お一人お一人にお届けします。 この3組による3回目のセッション。共に物語の世界へ。 出演 朗読/柴田元幸、音楽/表現(Hyogen)、絵/狩野岳朗 日時 11月12日(木) 開場 19:00 開演 19:30 予約 3,000円+1ドリンク 当日 3,500円+1ドリンク ご予約方法: 下記アドレスまで必要事項を明記の上、お申し込みください。 [ ignition.gallery@gmail.com ] 件名 : 「過剰な想像力を抱え込むことの甘美な呪い」 1.お名前(ふりがな) 2.当日のご連絡先 3.ご予約人数 *ご予約申し込みメール受信後、数日以内に受付確認のメールをお送り致します。 *メール受信設定などでドメイン指定をされている方は、ご確認をお願い致します。 *当日キャンセルの方には、キャンセル料100%を頂戴致します 。 企画:熊谷充紘(ignition gallery) 柴田元幸(しばた・もとゆき) 1954年生まれ。翻訳家。 訳書にポール・オースター、スチュアート・ダイベック、レベッカ・ブラウン、スティーヴン・ミルハウザー、スティーヴ・エリクソン、ジャック・ロンドンなど多数。 2013年10月『MONKEY』を創刊。 表現(Hyogen) 4つの身体、4つの楽器による音楽の箱舟。 メンバーは権頭真由(アコーディオン/歌)、佐藤公哉(ヴァイオリン/パーカッション/歌)、古川麦(ギター/歌)、園田空也(コントラバス/歌)。 2005年東京藝術大学に発足。即興演奏を下敷きとした作曲を特色とし、「未知の故郷が見える」と賞される音楽性でライヴハウス、ホールはもとより美術館、ギャラリー、寺社、教会、古民家、野外など多彩なスペースで演奏を行う。 人や空間と共鳴しながら音を紡ぐ力に定評があり、様々なジャンルとの共演/共作、地域に密着したプロジェクトも手がける。 2013年瀬戸内国際芸術祭パフォーミングアーツプログラムに出演し、アルバム/アートボックス『琥珀の島』を発表。2013年「川俣正・東京インプログレス」にゲストアーティストとして参加。CIANアートアワード2013授賞。 2014年8〜9月、美術家・川俣正とCIANのサポートによる欧州3カ国(パリ、プラハ、ベルリン)のツアーを行い、各地で熱狂的に迎えられる。 2015年9月、越後妻有アートトリエンナーレの十日町中心市街地プロジェクトに参加。 http://sound.jp/hyogen/ 狩野岳朗(かのう・たけろう) 画家。最近では「晴れたり曇ったり」川上弘美 著、「哲学散歩」木田 元 著の装画やアパレルブランド「sneeuw」とのコラボレーションなど。 東京で古道具屋「IONIO&ETNA」を運営。 http://sktec.org/index.html |