白い汽笛1st album『私たちの街』リリース記念ツアー
『私たちの街の歌 東京』


ツアーに寄せて

このたび、白い汽笛は初めてのアルバム『私たちの街』を発売することになりました。
丸3年の活動の中で育ててきた私たちの街の歌が、皆さんのもとに届くことにドキドキしています。
自分たちの身の丈の暮らしぶりと少しの想像や飛躍(や、お酒の力)でできたこの音楽が、どんなふうにあなたの街や暮らしにフィットするんだろうかと考えます。
そして、大阪、名古屋、東京、京都と限られた土地ではありますが、直接、私たちの街の歌を届けたいと思い、ツアーを組み、本当に心から敬愛する音楽家のみなさんに共演して頂くことになりました。
立夏の候、三人でアルバム抱えてどっこいしょと、あなたの街へ出掛けます。

白い汽笛





出演 白い汽笛mmm王舟

日時 5月12日(日)
開場 19:00
開演 19:30

前売り 2,500円(1ドリンク別)
当日 2,800円(1ドリンク別)

ご予約
「お名前、携帯番号、人数、会場名」を添えて、メールにて下記アドレスまでお申し込みください。
shiroikiteki@gmail.com





白い汽笛
小倉向(歌、ギター)、松原哲也(ベース)、寺島タマミ(オルガン、ウクレレ)
2010年結成。
インストゥルメンタルと歌が半分半分。
ビールとわたがしが混ざったような音楽を奏でる三人バンドfrom大阪環状線。
その暮らしと労働のグルーヴは牧歌的or都市的(?)
この冬、小倉は『団地ともお』を愛読、松原はコントラバスの練習を、そして、寺島はフードプロセッサーを購入した。


mmm
ミーマイモー。ほぼ横浜生まれ。’95年より’05年まで海外在住。
幼少期からの音楽経験を経て、帰国を機に’06年頃ギターと歌のスタイルを始める。
埋火の見汐麻衣とのアニス&ラカンカやマリアハトでも活動中。oono yuukiバンド、王舟バンドでフルートも吹く。

昨年の3月10日、旧グッゲンハイム邸の夕方、白い汽笛+mmmでの演奏。
翌々日、12日はそのライブの録音をイヤホンで聴きながら出勤しました。
ポケットの中のプレイヤーが、萌ちゃん(mmm)が歌詞を作って歌ってくれた『白い汽笛(かもめ)』を鳴らした時、(なんだかすごいギフトをもらってしまった。)と多幸感に満たされたのを鮮明に覚えています。
たのしい歌がかなしみを、かなしい歌がしあわせを、孕み、含み、放たれて空気に溶ける。
幾度ライブを見ても、一緒に演奏しても、まだまだ萌ちゃんの声と歌の魅力は底が知れません。


王舟
上海生まれ、東京在住。
2009年までバンド AMAZON でベース、ヴォーカルを担当したのち脱退。以降ソロ活動、及び muffin のサポートバンドにギタリストとして加入。
2010年、七針の主催のレーベル「鳥獣虫魚」よりCDR作品「賛成」&「Thailand」をリリース。
自身の音源作品以外に、福原希己江「のろのらのらねこ」、hara kazutoshi「楽しい暮らし」の録音&ミックス&マスターリングも参加している。

北里君(Alfred Beach Sandal)と共にまっちゃん(松原)の相談相手東京支部の双璧を務めてくれている、王舟。
一見、朴訥とした風情(見た目が?)でありながらも、倍音豊かでそれ自体がもうすでにアンビエンスと称して違わぬような歌声に、様々な楽器の音を招き入れる受容性に富んだたおやかな楽曲。
その風通しの良さと滋味豊かさは王舟presents"KING FILM"の「at nagi vol.1「New Song」」にも存分に表れていますね。この映像ほんといいなぁ。(http://www.youtube.com/watch?v=hGneMhPGRDY)
今まで、小倉ソロや小倉・寺島デュオでの共演はあったものの、白い汽笛としては初めて。
ゆらゆらと揺れ踊りながら、胸が満たされるようなこの感覚を、春の日に味わえるなんて幸せだと思います。