齋藤圭吾『針と溝 stylus & groove』展


レコード盤に針を落とす。
盤が回り、針が溝に刻まれたジグザグをなぞると、音が生まれる。
始めから終わりまで、一本の溝を針は走り、リズムやメロディーを奏でる。線路を走る列車のように。

ダイヤモンドや サファイアから成るレコード針(stylus)と、様々な ジャンルの音楽が刻まれたレコードの溝(groove)。

宝石が溝に触れ、なぞる、擦る、震える。
官能的な音が生まれる瞬間をマクロ撮影 。

写真家・齋藤圭吾 自身2作目となる、写真集『針と溝 stylus & groove』(本の雑誌社・2018年1月下旬刊行予定)の発売を記念して、キチムにて写真展を行います。

日頃、レコード盤を愛聴されている方も、そうでない方も、懐かしき、新しき、未知なる世界を、是非覗きにいらしてください。
本に収められていない写真も多数、展示予定です。





会期 1月19日(金)-2月2日(金)12:00-18:00
*23日(火)30日(火)定休日
*営業時間変更:
 1月20日(土)12:00-17:00
 1月26日(金)12:00-17:30
 1月27日(土)12:00-17:00
○カフェのためご入店の際にはご注文をお願いします。


【展示関連イベント】*どちらも予約不要
▪️1月19日(金)18:00~ オープニング呑み会(要ドリンクオーダー)
おつまみ:トサカンムリフーズ *都合により、おつまみは1/27にお出しすることになりました

▪️1月27日(土)針と溝(レコード)をとっかえひっ会
齋藤圭吾『針と溝 stylus & groove』出版記念トーク&試聴会
50年代から現行品までのカートリッヂと、オリヂナル盤や再発盤のレコードをとっかえひっかえして聴き比べします。堅苦しいオーディオ評論ではありません。音楽ってやっぱりええなぁと一杯やりながら音に聴き入る会です。
出演:齋藤圭吾と有山達也(デザイナー)
開場:18:30/開演:19:00
料金:1,500円(1ドリンク付き)
おつまみ:トサカンムリフーズ





齋藤圭吾
1971 年東京都生まれ。雑誌や書籍、広告など 様々なメディアで活動。主な仕事に『記憶 のスパイス』(アニマスタジオ)、『高山なおみの料理』(角川書店)、『ボタニカ問答帖』(京阪神エルマガジン社)、立花文穂デザイン・製本による写真集『melt saito keigo』(立花文穂プロ)など。
Instagram:keigo.saito