伊藤大助の近代文学朗読会 第六章 園崎未恵


貴重な機会に再びお声がけ頂き、大変嬉しく思っております。

近代文学は、そこに描かれる事象や心情がとても濃厚で、読むたびに自身の内側に色濃く翳を落とす存在です。
明度の低い、でも、とても、彩度の高い…。

いつもいつも言葉と声の可能性を探りながら、目の前に立ちはだかった文章たちと如何に対峙するかを考えているわけですが、今回もまた、険しい旅路になりそうです。
でも、それが楽しみ。

睦月一月の、きっと寒い週末。
どうぞまた、言葉の世界へ。

園崎未恵



お久しぶりの開催。
そして再びのご出演の園崎さん。

前回の耽美な姿勢、お姿が強く瞼に焼き付いていますが、今回はどのようなものになるのでしょうか。
瞼をまっさらに待っておきましょう。

さて、僕の方は、といいますと、
相変わらずではありますが、
ブラッシュアップしてまいりいます。
たっぷり文学と声の世界をお楽しみください。

よろしくどうぞ。

野島健児



この朗読会は、日本の古き良き文学と声優さんをこよなく愛する主宰者約ニ名が、常日頃抱いていた「この作品をもしもあのお方に生朗読していただいたらすんごいことになるんじゃないかー?!ぐへ、ぐへ、ぐへへへへ…」という激しい妄想を抑えながら生きていくのが困難になってきた為、止むに止まれず何のツテもないところから夢を現実にすべく活動していくうちに、続々と声のお仕事の方々の温かいご協力をいただいて素晴らしい会を催す事ができているのをいいことに調子に乗って回を重ねて今に至るものです。

事が上手く運んでしまうとついつい欲が出てしまう例外に漏れず「次はあれも聴きたい、これも読んでいただきたい」と主宰者達の荒唐無稽な妄想と尽きない欲望と声優さんへの珍妙なオファーはエスカレートして止むことを知りません。

しかしそれが、いつか、誰かにとっての「いい文学作品を見つけた」「気になる作家に出会えた」「こんなものが見たかった」「うおおおー、耳が…耳が喜んでるうぅぅぅ」…等々、人生の潤いの一部になるかもしれないことを信じています。

今回もまた、皆様それぞれの形で潤っていただけることを願っています。

伊藤大助





朗読 野島健児伊藤大助(クラムボン)
ゲスト朗読 園崎未恵

朗読作品:当日会場にて発表
*堀辰雄「CARTE POSTALE」「X氏の手帳」「燃ゆる頬」でした

日時 1月20日(日)
「一度目」
開場 12:15
開演 13:00

「二度目」
開場 17:00
開演 17:45

*「一度目」「二度目」朗読題材は同じになります。


料金 4,500円(1drink込み)*銀行振込
当日 5,000円(1drink込み)
*当日券をご希望の方は開場時間以降に直接お越しください。


ご予約方法
件名を「1/20公演 一度目 or 二度目 or 両方(ご参加希望の回を選んで)」とし、「お名前(ふりがな)、携帯番号、人数(2名様まで)、お連れ様のお名前」を添えて、メールにて下記アドレスまでお申し込みください。
<ご予約の受付は終了いたしました。ありがとうございました>

○メールを送信されると自動返信メールが届きます。メールの受信拒否設定をされている場合、キチムからのメールが届きません。設定の変更するかまたは別のアドレスから再度送信してください。再送の際には「再送」とご明記ください。
○お連れ様、お子様も含むご来場予定者のお名前(フルネーム)を必ずご記入下さい。
○お子様は膝上のみ無料となります。
○料金は事前振込みとなります。振込みの確認が取れたところで予約が完了いたしますのでご注意ください。
○当日は整理番号順の入場となります。 整理番号は予約完了メールにてお知らせいたします。
◯定員になり次第キャンセル待ちの受付になります。