おおはた雄一「キチムの12か月」- 9月 -
秋の夜長の糸遊び


キチムの12か月、第9回はショーロクラブの皆さんをゲストに迎えてお送りします。はじめにこの企画を考えた時から、ぜひキチムの空間で聴いてみたいと思っていたので、ついに!という感じです。3人の奏でる音は本当に素晴らしくて、弦楽器の美しさと切なさを感じさせてくれます。生で聴いていると、目の前で音楽がふっと立ち上がって、じんわりと広がっていくようです。まるで、どこかよその国の酒場にいるような錯覚を覚えるかもしれません。

そういえば弦楽器の事を、「糸物」と言う事を先日知って、なんとなくいいなぁ、と。その言葉を聞いたとき、ショーロクラブの音が頭に浮かびました。音楽家、って言葉もほんとにぴったりくるんですよね。そういう佇まいの人が少なくなっている中、ショーロクラブという存在は際立っていると思います。なんの準備もいらないですから、気軽に遊びにきてください。

おおはた雄一





出演 おおはた雄一
ゲスト ショーロクラブ

日時 9月26日(水)
開場 19:00
開演 19:30

前売り 3,500円*銀行振込 + 1drink

*ショーロということでブラジル料理
 ・フェイジョアーダ(豆とお肉の煮込み ガーリックライス付き)
 ・コシーニャ(ブラジル風コロッケ)
 を販売する予定になっています。お楽しみに!

ご予約方法
「お名前(ふりがな)、携帯番号、イベント名、人数(4名様まで)、お連れ様のお名前」を添えて、メールにて下記アドレスまでお申し込みください。
<ご予約の受付は終了いたしました!ありがとうございました>

○メールの受信拒否設定をされている場合、キチムからのメールが届きません。設定の変更をお願いします。
○イベントに関するお電話でのお問い合わせはご遠慮ください。





ショーロ・クラブ・プロフィール

笹子重治(アコースティック・ギター)秋岡欧(バンドリン)沢田穣治(コントラバス)の3人によって,89年に結成された弦楽ユニット。ブラジルの伝統的な都市型インストゥルメンタル・ミュージック「ショーロ」にインスパイアされながらも、全く独自のサウンドを創造する。90年以降、アルバムを23枚 発表。NHK大河ドラマのエンディングテーマを始め、テレビ、ラジオ、アニメ、映画等の音楽を多数手がける。特に、05年以降3シリーズを数えたテレビ東京のアニメ「ARIA」シリーズでは、高い評価を得た。

演奏活動の場も、通常のコンサートホールやライブハウスはもちろんのこと、美術館から神社仏閣、ストリートに至るまで幅広い。DJを加えてのクラブ・ イベントをこなすこともある。新旧、国内外を問わず、コンサート、レコーディングで、多くのアーティストとのコラボレーションを行っている。

海外でも、92年リオデジャネイロのイパネマ海岸で3000人を超える観衆を集めたコンサートを行った他、95年には国際交流基金の主催事業として中南米6ヶ国をツアー、02年3月にはブラジル北東部のフォルタレーザでコンサートを、03年8月にはサンパウロで平良とみさんとの共演による音楽劇を上演。

11年発表の最新作「武満徹ソングブック」は、作曲家・武満徹の作品を、7人のゲストボーカル(アン・サリー、おおたか静流、おおはた雄一、沢知恵、松平敬、松田美緒、tamamix )を迎えて、新しい解釈を施した野心作。